カルシウムは、 体重の1~2% を占める身体の中に最も多く存在するミネラルです。
今回は、全身に対するカルシウムの割合や働きについてご紹介します。
◆全身に対するカルシウムの割合
冒頭でもお伝えしましたが、カルシウムは身体の中で最も多いミネラルです。
個人差はありますが、体重の1~2%(体重50㎏の成人で約1㎏)のカルシウムが存在するといわれ、そのうちの 99%が骨や歯 に、残りの 1%が血液中や細胞 に存在するといわれています。

◆カルシウムの主な働き
カルシウムの主な働きとしては以下が挙げられます。
- 骨や歯の材料 となる
- イライラを静め、 神経を安定 させる
- 平滑筋を含む、 筋肉の収縮に不可欠
- 体内の 浸透圧を一定に保つ
- 心筋の機能を正常に保つ
- 体内の イオンバランスを正常値に維持 する
- 血液凝固促進 作用
- 抗アレルギー 作用
◆重要な役割を果たす1%の血液中のカルシウム
実はこの1%のカルシウムは、下の図のように「あらゆる生命活動に関係する」といわれ、身体の中で重要な働きをしています。

体重50kgの体内には約1kgのカルシウムがあり、その中で骨以外の 血液や筋肉 に存在するカルシウムは 約10g あります。
この10gのカルシウムがないと、健康な身体が保てません。
◆カルシウムが多く摂れる食品


◆1日に必要なカルシウム量
カルシウムの摂取については年齢によって「目安量」、あるいは「推奨量」が設定されており、成長期・妊婦・授乳婦の場合は、さらに 100mg~500mg多く摂取する必要があります。
しかし、厚生労働省調査の「推奨量」と「実際の摂取量」を年代別に比較したグラフをみると、通常の食生活ではどの年代でも不足しがちという現状です。
そのため、その分のカルシウムを補給する必要があります。

「国民健康・栄養調査報告(令和元年度版)」より



