多くの日本人が不足している栄養素、「カルシウム」。

意識しないとなかか摂取できないカルシウムは、どのような役割を担い、不足するとどんなことが起こるのでしょうか?

◆カルシウムの特徴と働き

カルシウムは代表的なミネラルの1つで、人体の構成成分としてのカルシウムは、体重の 1〜2% を占めています。

カルシウムの99%は、などを形成しています。

食事によって摂取され、血液中に入り骨に運ばれたのち、骨はカルシウムを骨へ定着させる「骨形成」と、古くなった骨の成分を壊す「骨吸収」を繰り返し、再構築しながら常に新しく生まれ変わっています。

残りの1%は、血液・筋肉・神経などに存在し、筋肉の収縮や神経を安定させる、血液凝固作用の促進などに関与しています。

◆カルシウムの必要摂取量

カルシウムは、便や尿から体外に排泄されるため、これを補う最低必要摂取量として、厚生労働省は1日に600mg以上の摂取を推奨しています。

しかし多くの日本人がこの必要摂取量に達していません。

骨粗鬆症を予防しようとするなら 1日800mg以上 は必要といわれています。

追記

2022.4.5に配信しましたが、

現在、カルシウムの摂取については年齢によって「目安量」、あるいは「推奨量」を設定されています。(厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)

✓成人男性で 750~800mg

✓成人女性で 600~650mg

次回の配信で詳しく説明させていただきます。

※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」
「国民健康・栄養調査報告(平成30年版)」より

◆カルシウムが不足すると

  • 歯がもろくなる
  • 骨がもろくなり、骨折変形がおこりやすくなる
  • 骨粗鬆症骨軟化症を引き起こしやすい
  • 高血圧症動脈硬化を促進しやすい
  • 糖尿病を促進しやすい
  • 出血した時に血が止まりにくくなる
  • 心臓の筋肉の収縮異常による心筋梗塞の原因になる
  • 神経過敏になりイライラする

など...
さまざまな症状へとつながる危険性があります。

【2】どうして不足しやすいの?

カルシウムは骨や歯などを形成するための大切な栄養素。なぜ多くの日本人が必要摂取量に届かず不足してしまっているのでしょうか?

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