カルシウムは骨や歯などを形成するための大切な栄養素。
なぜ多くの日本人が必要摂取量に届かず不足してしまっているのでしょうか?
◆カルシウムが不足する理由
カルシウムはどんな食品にもたっぷり含まれているわけではありません。
また、 吸収率の悪い栄養素 でもあります。
心がけてカルシウムの多い食品を選ばないと知らず知らずのうちに不足してしまいます。
さらに年を重ねると小食になるため、カルシウムを摂る量も減り、腸でのカルシウムの吸収も悪くなってきますので、若いときよりいっそう食事への配慮が必要となります。
◆日本人のカルシウム摂取量はアメリカ人の3分の1
日本の国土が火山灰地からなっていることや雨の多い気候のため、土壌に含まれるカルシウムが海に流され、そこに育つ農作物のカルシウム分が少ないことも原因と考えられます。
また、こうした環境下で食の欧米化や生活環境の変化によりカルシウムの吸収率を下げる「リン」を多く含む食品を口にする機会が多くなり、摂取量も下がっているという現状もあるようです。
◆カルシウムが多く摂れる食品

◆年齢別のカルシウム推奨摂取量
2022.4.5に公開した記事にて、
─厚生労働省は1日に600mg以上の摂取を推奨。
2022年4月5日配信「カルシウムとは?」
骨粗鬆症を予防しようとするなら、 1日800mg以上 は必要といわれています。
と配信しましたが、
現在、カルシウムの摂取については年齢によって「目安量」、あるいは「推奨量」が以下のように設定されています。
目安量(mg/日)

推奨量(mg/日)

◆どの年代も不足しがちなカルシウム
こちらは、厚生労働省の「推奨量」と「実際の摂取量」を年代別に比較したグラフです。
通常の食生活では、どの年代でも不足しがちという現状です。
そのため、その分のカルシウムを補給する必要があります。

「国民健康・栄養調査報告(令和元年度版)」より
